炊飯器と内釜の種類と特徴をまとめ、ライフスタイルに応じたおすすめの炊飯器を紹介しています。
炊飯器の種類と特徴
加熱方式とその特徴です。
種類 | 特徴 |
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マイコン炊飯器 | 低価格なものが多い。 炊き上がりはふんわり柔らか。 底面からしか加熱されないため炊きムラが生じやすく、3合以上を炊くのは苦手。 搭載される機能も少ない。 |
IH炊飯器 | 高周波電流を利用して内釜全体を加熱できるので、マイコンに比べて炊きムラが生じにくい。 大量に炊く場合も美味しく仕上がる。 |
圧力IH炊飯器 | IH炊飯器にさらに上から圧力をかけられるタイプ。 炊飯効率が高く、玄米も美味しく仕上げられる。 |
ガス炊飯器 | 高火力で炊くので電気炊飯器よりも炊き上がりが速い。 電気炊飯器で炊くよりもお米が美味しくなるという意見が多い。 ガス栓に接続する必要がある 正しく取り扱わないとガス漏れなどの危険がある。 商品数が少ないので選択肢が限られる。 |
内釜の種類と特徴
種類 | 特徴 |
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鉄 | 発熱性に優れ、ご飯を短時間でふっくらと炊き上げられる。 |
銅 | 熱伝導性と蓄熱性に優れ、ご飯をムラなく炊き上げられる。 |
炭 | 熱伝導性に優れ遠赤外線効果があり、短時間でムラなく炊き上げられる。 本炭釜はすべて炭素素材、炭炊釜は炭でコーティングされたものという違いがあるので注意。 本炭釜は衝撃に弱く、価格が高い。 |
ダイヤモンド | アルミやステンレスなどで作られた釜で、内側にのみダイヤモンドフッ素コートが施されている。 このダイヤモンドフッ素コートにより、炊飯時に細かな泡を大量に発生させてお米の一粒一粒に効率よく熱を伝えられる。 |
土鍋 | 遠赤外線効果がありお米の芯まで十分に加熱でき、もっちりした仕上がりになる。 蓄熱性に優れ、保温性も良い。 他素材を使ったものと比べて重く、厚みがあったりして扱いにくく感じることもある。 |
おすすめの炊飯器のタイプ
設備があるならガス炊飯器がおすすめ
まず最初の選択肢として電気炊飯器かガス炊飯器がありますが、味を最優先するならガス炊飯器がおすすめです。
しかしガス炊飯器を最初から使えるところは少なく、炊飯器のために使えるガス栓を用意しなくてはならないという短所があります。
電気と比べてガス漏れなどの危険性にも少し気を配らないといけないという点もあり、ガス栓が用意できなかったり、一人暮らしを始めたばかりで忙しいしガス機器にも慣れていないという人は電気炊飯器のほうがいいでしょう。
あとガス炊飯器を購入する際には、家庭で使っているガスの種類と合わせないといけません。
プロパンガスを使っているのか、都市ガスを使っているのか確認しておきましょう。
価格で選ぶならマイコン炊飯器
炊飯器の中で一番安いのはマイコン炊飯器です。
1万円を下回るものが多く、味や機能にそこまでこだわりがないならこのタイプで十分満足できます。
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味や機能にこだわるなら圧力IH炊飯器
電気炊飯器を使い、美味しくお米を食べたい、いろんな調理機能があるものがいいなら圧力IH炊飯器がおすすめです。
ただこのタイプでこだわりを追求すると10万円を超えてきたりしてとても高価です。一段落としてIHを選ぶというのもいいでしょう。
置き場所がない人にはコンパクトタイプ
炊いたお米を食べたいけど炊飯器なんて置く場所がない、という人にはコンパクトに作られたものがあるのでそちらを選ぶといいでしょう。
大きめの水筒くらいのサイズの物もあり、置き場所のせいで炊飯器は諦めているという人には大変助かります。
ただ研究開発があまりされていないのか、フタが閉まりにくくなるなど使っているうちに不具合が起こってくる商品もあるようです。
コンパクトタイプを選ぶ際は口コミ情報もしっかり見ておくといいかもしれません。
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あると嬉しい便利機能
炊飯器にはいろいろな機能が搭載されるようになりましたが、中でもあると嬉しい便利機能を挙げました。
窓を締め切っても使える蒸気レス機能
炊飯器を使っていると大量の水蒸気が出て部屋の湿度が上がってしまうことがあります。
なので換気をせずに使っていると、結露が生じて建物を傷めたりカビの原因などになったりします。
しかし窓を開けておくと外から虫が入ってくる、近所から漂ってくる悪臭が気になる、冬場は寒い、締め忘れると防犯上危なくなるなど不都合なこともあります。
そこで便利なのが蒸気レスや蒸気カットの機能が付いた炊飯器。窓を締め切っていても問題なく使えるのでとても便利です。
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糖質カット機能
お米を食べる際に気にされる人も多い糖質ですが、普通に炊くよりも少なくしてくれる機能を持つものがあります。
お米の仕上がりに関しては普通に炊くのとあまり変わらないという意見も、少しベチャッとするという意見もあってマチマチですが、糖質制限したい人には助かる機能ですね。