赤ちゃんが泣いたときの効果的な寝かしつけ方

理化学研究所によると、「激しく泣いていた赤ちゃんは抱っこして歩いた時やベビーカーに乗せて前後に動かした時には明らかに泣きやむことが多く、座ったままの抱っこでは泣きやまないこと」が分かったということです。

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抱っこしながら一定のペースで歩くと早く泣き止む

また、最も効果的だったのは抱っこしながら歩くことで、5分間これを続けると赤ちゃん全員(21人)が泣き止みました。

これは輸送反応という、親が子どもを安全に運ぶために備わっている仕組みが原因です。

捕食動物などの危険があった時に泣いていたりすると危ないからですね。

すぐ起きるのは背中スイッチが原因ではなかった

ただ、泣き止んだり眠りについた赤ちゃんを再びベッドに寝かせるとすぐ起きてしまうことがよくあります。

いわゆる背中スイッチというものです。

しかし、一見背中がベッドに当たったから起きたのだと思われますが、実は赤ちゃんの体が親から離れたときにもう心拍数が上がり始めており起きるスイッチは入っているのです。

親から離れたときに赤ちゃんが危険を感じるのだと考えられ、そのためベッドに移してすぐ起きてしまうということになります。

赤ちゃんの睡眠が深くなるまで待つのが重要

これを避けるには抱っこ歩きをして赤ちゃんを寝かしつけ、抱っこした状態のまま座ってから5~8分待つのが効果的です。

そうすると赤ちゃんが深い眠りにつきやすく、ベッドに移しても寝たままでいてくれる可能性が高くなるということです。

寝かしつけにいつも苦労している、という方は一度試してみてはいかがでしょうか。

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