授乳ブラは本当に必要なのか、と疑問に思う方もいるようです。
実際「ノーブラだった」とか「ユニクロのブラトップで済ませていた」という方もいるようですが、あまりおすすめはしません。
その理由を解説します。
ノーブラがダメな理由
妊娠すると胸が張りますし、つわりがあるので締め付け感のある下着は避けたくなります。
しかしだからといってノーブラ状態でいるのはおすすめしません。
なぜかというとバストの形を保ってくれているクーパー靭帯が切れたり伸びたりして、バストが垂れてしまうからです。
バストサイズが小さくて垂れは心配しなくてもいいと考える方もいるでしょうが、妊娠から臨月にかけてバストが2~3カップも大きくなることもあるので、この問題と無縁ではいられないかもしれません。
一度垂れてしまうと元には戻らず、自分に対する自信が小さくなってしまったなんてことになりかねません。
やはりしっかり支えてくれて、なおかつ産前・産後を快適に過ごせる授乳ブラは持っておいたほうがいいでしょう。
ブラトップではダメな理由
普段着から妊娠前後もブラトップが快適に使用できれば楽ですし経済的でいいのですが、産前産後・授乳期もブラトップで快適に、なおかつ満足に過ごせたという方はそれほど多くはないであろうと思われます。
その理由としてはブラトップが授乳ブラとして作られたものではないこと、アンダーがきつくなることが多いこと、胸が垂れることがあげられます。
授乳ブラとして作られたものではない
ユニクロのブラトップのコンセプトは以下の3つです。
- ①バストを中心に寄せる
- ②トップを高くキープする
- ③脇への流れを防止
見た目のことは考えられていますが授乳のことは考えられていないので、授乳のしやすさでは授乳ブラのほうに軍配が上がるでしょう。
特に赤ちゃんが生後3か月くらいまでの頻回授乳をしなくてはいけない時期は、授乳のしやすさでストレスの大きさが結構違ってきます。
アンダーがきつくなる
妊娠していないときとは違い、産前・産後ではバストサイズが大きく変化します。
その変化の中で、大きめのブラトップを買ったけどアンダーがきつい、ということが起こりやすいです。
その点授乳ブラではサイズアップすることが前提で作られていることが多いので、こういった問題が比較的起こりにくくなっています。
胸が垂れる
上記のコンセプト「②トップを高くキープする」と「③脇への流れを防止」があるのでノーブラよりはマシでしょうが、実際にブラトップを長く着用したけれど胸が垂れてしまったという方は結構います。
やはり後悔しないためには授乳ブラが必要という結論になります。
以上が授乳ブラが必要で、ブラトップではダメな理由です。